☆元船町通信☆

!!長崎市元船町・自治会の広報ブログ!!

唐人船 『 銅鑼の話』

~鳴り物その二~ 銅鑼の話』 楳原孝信

ドラ日本では銅鑼と言いますが、我々頭に描く一般的な銅鑼を、中国では抄鑼ツァオルォ)と 言います。

抄は水等ををすくうと言う意味ですが、銅鑼を叩くフォームからきたのではないかと思っています。
(私の勝手な意見です。)


いずれにせよ中国には、風鑼をはじめ、包鑼京鑼奉羅、色んな銅鑼が存在していました。
ここ元船町が演奏で使用する銅鑼は、理由があって、直径90㌢の抄鑼です。

さぁここで皆さん、
想像を働かせて、銅鑼の音を、頭に思い浮かべて下さい。
ジャーン…
グワァァーン…

それを理想の音と考えると どうでしょう。

実際に叩いてみるともっとよく分かります。

下は25㌢から185㌢までの様々な銅鑼の音を聞き比べてみました。

銅鑼は小さくとも、叩き方さえ良ければ 必ず良い音は出ますが、音力がない為に長くは響きません。

吊り下げ部分に負けて、音が消されて行くのが 分かると思います。


次に大きな銅鑼を叩いてみると、音圧は確かに強いのですが、響きがゴォーン
(お寺の鐘みたい)になり、私の理想の銅鑼の音から離れて行きます。

演奏は銅鑼だけの単音ではありませんから、ただ何時までも残り過ぎる 残響音にも問題、私にとっては 必要ではありません。

私の理想から遠ざかってしまいます。


大きい銅鑼は確かに見栄えも良いかも知れませんが、私としては、この今の90㌢の抄羅が丁度良さそうです。


さて、もう一つの自慢が 元船制銅鑼の枹です。
この枹を作っているのは、ウチの町内の坂田建造さん。
前回と今回の長采となる人です。

堅い木の柄に芯を巻き、更にシロの皮を巻き、手作りの網で巻き込み、数週間をかけて、作り上げてくれるのです。

とても小さい網目の網さえ網針で作っています。

コレは是非とも 一度見て欲しいもの一つです。
練習の時に良く見て下さい。

初版投稿:2009.04.11

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