☆元船町通信☆

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・平成21年7月08日(水):元船町役員会!予定

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楽隊長の独り言(8)

【梅雨空の下で…】

7月に入り、根曳きの練習が始まっています。

先ずはウォーミングアップ。ストレッチを兼ねた、エアロビクスとランニング。
各自汗をかきながら体を慣らして行きます。
経験ある者、初参加の者、待ち遠しい練習開始でした。

コレからの約3ヶ月、お互い毎日のように顔を合わせるワケです。
シャッターを切りながら、根曳きを見てますと、みんな良い顔をしていまし…
私には、まるで彼等が同じ学校の同級生のように感じました。

(小学校の体育館をお借りしたせいでしょうか?)

さてそれは置き…
彼等が乗り込んだ船も、決して穏やかな日々が続く航海ではありません。

暫くして私達楽隊も加わりますが、ここからが海は外洋となるわけです。

10月の秋晴れの空の下。彼等が無事に鶴の港に入港する事を願って…
私は今日も梅雨の空を見上げてます。

   

楽隊長の独り言(7)

各踊り町、ますます 本番に向けての練習等の動きを耳にするようになりました。

実際練習に入ると次第に練習中心となり慌ただしくなります。

私も今年は、他の人にもお願い出来る部分は、やってもらう事にしています。その分、他に力を注くことが出来ると言うわけです。

「くんち」に関しては、やる事が山のように次から次ぎと浮かびます。

勿論中には、全く役に立ず、終わる事もあり、それはそれで良しとして…

いつも「動く事が大事」と、常に先輩方に言われ続けてます…。

休みの日には、公民館で備品を作ったり、書類を作ったり、それぞれ各担当者は、「くんち」に向けての準備を惜しみません。

写真は長采自身が采を作っているところですが…
練習用、本番用、庭先用と、半端な数ではありません。
握りには糸を巻いていますが、「これは誰々さん用」と言いつつも、きっと練習や本番の事を思い浮かべながら巻いている事と思います。

ちょっと先のようですが、一日一日と近づいてきます…。

   

【単皮鼓の枹】

以前、鳴り物の中で紹介した。単皮鼓(タンピガゥ)は、班鼓(バンガゥ)または、パラパラ、町によっては、パラとも呼ばれ、各踊り町でも様々…

鼓、本体の話は以前しました通り…。

今日はそれを叩くのお話です。

長崎では、この枹と言えば竹が一番多い様ですが、中国では竹とは違い、短い木の枹で叩いているようです。

ましてや元船町では長年籐を使って来ました。

本筋で言うと、変わった枹なのかも知れませんが、それはさておき、今回も幾種類の籐を取り寄せました。

その中から選んだのが、丸芯の約Φ10ミリ。コレを長さ450ミリにカットした後は、表面をサンドペーパー等で整え、透明なコーティングを施し仕上げます。

元船町が籐を使うのは、一番にそのシナリ感です。

実際にビシッと叩き上げる事も出来ますし、鼓本体の皮にも優しい事からすると籐は欠かせません。

枹は、ある程度しか持ちませんが、鼓本体は傷まない事から籐を選びます。

写真には、大きな方から幼民(Φ13〜16ミリ)、丸芯(Φ13〜16ミリ)、丸芯(Φ10ミリ)丸籐(Φ10ミリ)が写してあります。

幼民はやや硬めで丈夫です。丸芯も大きくとも削って使えますが、中心の空洞が大きく崩れやすいので、どちらかと言うと径が小さい方が適してるようです。

丸籐は皮が付いた茶色の濃い籐です。
カットだけで、あまり手を加えなくとも良いのですが、幾分値段が高く、曲がりが目立つ傾向にあるため。今年は丸芯で、本番に挑むことにしました。

   

カリスマ楽隊長

我が元船町の楽隊長が、フリーペーパーの取材をうけました♪
記者さんの個人ブログで、ご紹介がありますので、ご覧くださいね♪

http://plaza.rakuten.co.jp/yururun/diary/200906140001/
・「カリスマ楽隊長
・「長崎くんちの注目株

   

楽器の話【哨吶】

【哨吶】(さとつ:スオナー)はオーボエよりも古い葦笛(あしぶえ)の仲間です。

写真を見ると、「チャルメラ」?
実際の「チャルメラ」は先端のベルが欠落しています。

【哨吶】
とあるべき物が、「チャルメラ」はヨーロッパの楽器、「チャラメーラ」ダブルリードの仲間です。

江戸時代。ポルトガルと中国に交流があった長崎等で西洋の「チャラメーラ」と東洋の【哨吶】とが出合い。形、音色ともに似ている事から、いつしか、この【哨吶】がチャルメラと訛り、現代に伝わっているそうです。

元船町はこの【哨吶】を所有してますが、さて何か良い演出に繋がらないものか 、色々と考えています。

   

「明清楽」の、練習がはじまりました。

元船町では例年通り「唐船祭」として、踊りも町内の女の子を中心に披露されますが、その後ろで演奏されるのが、明清楽です。

その練習が今年も始まりました。

月琴(げっきん:ユエチン)を中心とした。楽器が登場します。

私も早速、長年たんすの奥にあった月琴を取り出し軽く拭上げ、弾いてみる事にしました。

月琴…
楽器名からして、月と琴…
つくづく美しい名前と思います。

日頃レジタル音に囲まれて生活をしている私にとっては、音の立ち上がとても優しい音色です。

当然、練習前には各弦の調子合わせを行いますが、ギター等のペグのように、一度ギアに回転を伝えて弦を巻くのではなく、回転がダイレクトに弦に伝わる為、弦が切れやすいのか、毎回練習中に誰かが弦を切っているようです。

曲の練習も大切ですが、楽器の取り扱いから、演奏フォーム作法まで、細かい指導がなされます。

先日、中国(上海)でも、色々な楽器を見て来ましたが、古典的な楽器でありながらも、チューニングを聞くと、ギターと同じだったり…
あっさりにドレミになってたり…
中国の古典楽器は、多少楽器が苦手な人にも親切です。

勿論、本筋の古典楽器も立派に並び、私達を見ています。

残念ながら、私は日本人でありながら全く日本の古典的な楽器には縁もなく過ごしてきました。
楽器店にも和楽器のコーナーがあり、ホッとしますが、デジタルに頼りっきりの便利さはある時代ではありますが、このアコースティック感は失いたくないと思っております。

【参考:】

月琴(げっきん):語源は、満月を思わせる楽器同体からきてるそうです。 本体は桐で出来ています。弦は絹、銀、鉄線にナイロン繊維、ナイロン銅線、等。 私はクラッシュギター弦を使ってます。弦数は、演奏によって異なり、私は4本 (DD−aa)の複弦式。 (A−D−a)の3本式もあり京劇では、曲目によっては変わるようです。

ただし今回の元船町「明清楽」では、別の変調弦になりますので悪しからず…

   

7年前、アニメ「こち亀」両津は、元船町でラストシーン。海に飛び込んでます。

皆さん、私共の元船町の場所ってご存知でしょうか?

意外に知らない方もあるかと思います。

聞かれた時には、「大波止」と言ってしまいうと早いんですが、町民とすれば、いささか複雑な気持ちです。

元船町の場所を大まかに説明しますと、大波止の電車通り(国道沿い)海側大波止ターミナルから、ニュー長崎ホテルさん交差点手前までと思って下さい。

夢彩都を向かって右側に歩いて行きますと、長崎市の文化財「大波止の鉄砲ん玉」が見え、そこに並ぶのが、元船町の公民館です。

ここで「くんち」の練習も行われます。
意外に「大波止」のイメージが強く、元船町と言うと、ピンと来ないかも知れませんが、この元船町を、宜しくお願い致します。

余談ですが、アニメ「こち亀」では、両津が追われ、大波止の交差点を通り、夢彩都前を右折、公民館前を過ぎて、ラストシーンは海に飛び込んだと言う放送があったのも、7年前の「くんち」踊り町の年でした。